--------------------
母親学級の運営—1年間の実態
今井 美知子
1
1虎ノ門病院
pp.219-222
発行日 1962年3月1日
Published Date 1962/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541201899
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
はじめに
母体が妊娠中を,快適に過ごし正常分娩を行ない,分娩後は健康な母親となり得る条件を作るために,近年は治療から予防へと進んでいる医学の一分野としての母子衛生--すなわち妊産婦保健指導の必要性が強調されております。
当院も昭和33年度発足とともに順調な発展をたどり,33年度は分娩数98件であったものが,34年度は489件と急増し助産婦も増員され新生児室,分娩室の内容も一応整備されてきたので,保健指導の一端として,産婦人科外来において,通院妊産婦との間に妊婦相談所を設置しました。
Copyright © 1962, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.