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病院と騷音
佐々木 武史
1
,
小口 洋子
1
,
石崎 竜雄
1
,
石橋 睦夫
1
,
石原 栄美子
1
1京都府立医科大学衛生学教室
pp.889-897
発行日 1960年12月1日
Published Date 1960/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541201741
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都市の公害として騒音に対する積極的対策の樹立は各方面から強く要望されている。病院も都市にある限り例外なく騒音対策に悩まされている。特に都市交通網の拡大と病院利用度の増加は病院の立地条件を根本的に変化させ,大病院になればなる程,都心または主要交通路に近接して建てられる結果騒音の被害も著しいものと思われる。われわれは最近大津市内の某病院の騒音を調査する機会を得たのでその調査の結果を事例として病院騒音を考察分析することにした。
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