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研修所だより
岩佐
pp.478-479
発行日 1959年6月1日
Published Date 1959/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541201526
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研修会が休みでしたので研修所だよりも少し御無沙汰になりましたが,この間私共は研究のとり纏めやら病院の指導やらに忙しい日をすごしました。
昭和34年度の研修会のかわきりは開設者講習会で4月17日から24日まで開かれました。出席者は20名で財団法人や医療法人の理事,一部事務組合の助役,県庁の衛生部長や医務課長と多彩なメンバーでした。受講者名簿を下に記します。いずれも病院の開設者として労働間題,医師のあり方,特に大学との結びつき,看護問題,特に看護助手,準看護婦の比率とその任務,医療資本の調達や採算管理等に関してそれぞれさし迫つた問題を持つて来られたので,大変熱心に講義も開き討論もはずむといつた具合でした。開設者ということで人数も事務長,院長の場合より遙かにすくなかつたので,まとまりもよく受講者相互の意見交換も楽にいつて,将来はなるべくすべての講習会をこの程度の定員にしぼることが望ましいと感ぜられました。
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