座談会
台湾の病院制度を語る
守屋 博
1
,
橋本 寬敏
2
,
江 萬煊
3
,
小西 宏
4
1国立東一病院管理部
2聖路加国際病院
3国立台湾大学医学院附設医院
4病院管理研修所
pp.15-26
発行日 1955年7月1日
Published Date 1955/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541200975
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
大学病院改革の経緯
守屋 台湾の病院の仕事は,戦前は日本と同じで,我々もそうなんですが,病院管理というものは余り問題にしなかつた訳です。この間先生にお話を伺いますと,非常に戦後病院管理が振興されて,殊に大学病院を立派にお作りになつておるということでありますが,こういうようにスタートした経緯ですね,それを初めにお伺いしたいのですが。
橋本 日本が病院を改善しようと思つて努力しておるのですけれども,いろいろの難しさがあるのです。そこであなた方では実際にどういう経過を経て,そうなつて来たかということをお話願いますと,自然に解ると思いますので。
Copyright © 1955, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.