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副院長論
守屋 博
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pp.5-7
発行日 1952年4月1日
Published Date 1952/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541200464
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大低の病院に副院長の制度があり,その規定として,「副院長は,院長を補佐し,その不在の時は,代行する」となつているのが普通であり,實際には副院長的仕事を何にもやつておらぬのが普通である。この樣な副院長は,首席醫長又は古參醫長と云う位の意味であつて,副院長,副團長,副頭取等と同じく,何等實權をもたないで又各々の本務が忙しいので,管理については相談も受けないのが普通であつて,單なる職階的に澤山の月給を出す爲の儀禮的の存在である。
しかし中には本當の副院長の仕事をやつている場合もあつてこれを分類して見ると次の樣になる。
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