連載 医療計画・地域医療ビジョンとこれからの病院マネジメント・5
GISを用いた傷病別アクセス圏分析
石川 ベンジャミン光一
1,2
1国立がん研究センター がん対策情報センター
2がん統計研究部 がん医療費調査室
pp.888-891
発行日 2014年11月1日
Published Date 2014/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541200037
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平成26(2014)年6月18日に成立した「地域における医療及び介護の総合的な確保を推進するための関係法律の整備等に関する法律」に基づいて,平成27(2015)年4月からは都道府県が定める医療計画の内容に「将来の医療提供体制に関する構想(いわゆる地域医療ビジョン.以下,地域医療構想)」が追加される.
地域医療構想を含む医療計画および地域包括ケア計画については,本連載の第1回 で記されたように,医療介護関係者のみならず,住民やマスメディア,他分野の行政関係者・研究者への情報提供が重要となる1).本稿では,地域医療構想をわかりやすく国民に伝える方法の1つとして,地理情報システム(Geographic Information System;GIS)を用いた傷病別アクセス圏分析について紹介する.
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