連載 二次医療圏データベースの活用・2
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高橋 泰
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1国際医療福祉大学大学院医療経営管理学
pp.904-906
発行日 2013年11月1日
Published Date 2013/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541102662
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前回は,二次医療圏データベースのデータ処理の流れの概要を示した.二次医療圏データベースを開くと(図1),各二次医療圏の病院数や特養のベッド数や医師数などを示す「医療福祉提供体制データ」と,年代別人口推移や面積などを示す「地理・人口データ」が現れる.
図2の最上段に「医療福祉提供体制データ」と「地理・人口データ」で示されたエクセルシート上のデータを,図2の中段に示されたエクセルのデータハンドリング機能(演算,コピー&ペースト,ソート,オートフィルターなど)を用いて,例えば,人口10万人当たりの医師数などの新指標や,人口10万人当たりの医師数の偏差値などの,評価指標を作成することから,二次医療圏データベースを用いた各地の分析が始まる.
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