連載 鉄郎おじさんの町から病院や医療を見つめたら…・72【最終回】
明日を見つめる病院のために
鉄郎
1
1NPO法人アットホームホスピス
pp.746-747
発行日 2013年9月1日
Published Date 2013/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541102622
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連載を始めて6年経過した.初稿は2007年10月1日.そして,本稿で連載を終えることになった.海援隊の『思えば遠くへ来たもんだ』のように,1年続けばいいと始めたものが,こんなにも長く続いた.ほんとうに遠くへきたものである.
連載の原点は,先妻が自分より先に死んだことであり,それによって観念でしかなかった死生観が,現実の迫りとなったところに位置する.その意味で,連載3回目の「1%の可能性」と題した随想は,忘れることができない.
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