連載 アーキテクチャー 保健・医療・福祉 第214回
生協のんびり村
林 美博
1
,
廣 加奈子
1
,
山口 義文
2
,
水上 晃
3
1株式会社 三橋設計 名古屋事務所
2南医療生活協同組合
3生協のんびり村
pp.927-933
発行日 2012年11月1日
Published Date 2012/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541102402
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設計の立場から
コンセプトづくりと具現化
南医療生活協同組合(以下,南医療生協)では,百人会議「飛躍会」注)を立ち上げ,構想の段階から,職員,組合員,設計者が参加するワークショップ形式で村づくりを進めた.そこで導き出された組合員が望む老後の姿は,「住み慣れたまちで暮らし続ける」「高齢になっても地域との交流を通じて役割・生きがいを持ち続ける」「手伝いや介護が必要になった時に気軽に安心して利用できる施設が身近にある」である.そして,生協のんびり村のコンセプトを「まちにとけこみ,まちとふれあう」とした.
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