グラフ
日本一やさしい病院をめざして―医師確保・地域医療に奮闘する
独立行政法人労働者健康福祉機構 青森労災病院
pp.1-6
発行日 2006年1月1日
Published Date 2006/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541100142
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青森労災病院は,JR八戸駅からJR八戸線に乗り換え,五つめの駅白銀駅で下車し,駅からおよそ700mのところにある.八戸港へは歩いて15分程度で,病院の最上階からは八戸港と太平洋を眺めることができる.
当院は,昭和30年代に八戸市が新産業都市として急速に発展していく時代のなかで,多発する労働災害に対応するための病院として1962(昭和37)年に開設された.病院誘致にあたっては,青森県,八戸市,医師会,産業界,労働団体および地元市民の活発な誘致活動があったという.労災病院としての役割は時代とともに変化し,現在では勤労者医療の推進という社会的使命を担う一方,八戸地域保健医療圏の中核病院として八戸市立市民病院,八戸赤十字病院とともに地域医療を担っている.
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