本の紹介
「脊髄損傷マニュアル(リハビリテーション・マネージメント)」―安藤徳彦 大橋正洋 石堂哲郎 木下博著
堅田 裕次
1
1兵庫県リハビリテーションセンター
pp.47
発行日 1985年1月15日
Published Date 1985/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1518103244
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脊髄損傷者における理学療法の基本的プログラムは規格化されたものと言えるが,プログラム進行の際,二次的障害・合併症の有無により予後は大きく左右される.このため,リハビリテーション医療に携わる全スタッフは残存能力の最大限の活用に加えて二次的障害・合併症を最小限に留めるよう,実施することが必要である.また,年齢層が若いことから心理・社会・職業・経済的指導も当然必要となってくる.
今回,安藤徳彦・大矯正洋・石堂哲郎・木下博先生により,上述した点を十分に考慮した実践的な技術書が出版された.
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