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編集後記
松村 秩
pp.599
発行日 1984年8月15日
Published Date 1984/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1518103149
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今回の日本リハビリ医学会で，ホームケア，地域ケアがシンポジウムやセミナーで採り上げられた．狭い治療中心の医療施設主義から，医療と保健を総合的に統合して，在宅，地域へと，方法もcureからcareへと流れは確実に変ってきたようだ．
老人保健法は制度として，各市町村にホーム・ケア，地域ケアの実施を法的に義務づけさせた．そして，40歳以上の住民を対象に，予防から治療，リハビリテーションまでの一貫した保健サービスを総合的に行うことであり，その費用を公平に国民が負担することとなった．
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