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編集後記
松村 秩
pp.142
発行日 1992年2月15日
Published Date 1992/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551103459
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運動障害を伴う肢体不自由に対するリハビリテーション,理学療法の技術的進歩,発展は著しいものがあるが,内部疾患に対するそれは欧米と比較して相当に後れをとっている.一方,高齢化が進展するなかで,内部疾患の重症化,障害の重症度,重複化は避けることのできない趨勢である.そこで本号は,内部疾患と理学療法をテーマとして特集した.
吉川論文の「慢性呼吸不全患者の在宅療養指導」から,在宅酸素療法患者の増大によって,理学療法士の取り組みかた,そのかかわりかたは今後ますます必要となってくると思う.
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