短報
リハビリテーション学院生の臨床実習物理療法経験度
山本 双一
1
,
酒井 寿美
1
,
中屋 久長
1
1高知リハビリテーション学院
pp.705-707
発行日 1983年10月15日
Published Date 1983/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1518102951
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はじめに
臨床実習の目的は学内教育で受けた知識,技術を再確認すると同時に治療訓練に応用することの実際を学ぶところにある1).臨床での応用は経験により修得されるものであり,この経験の記憶と自信が臨床家としての将来につながる.理学療法のなかで物理療法は診断と治療の両面をもち,その内容と手技は多岐にわたる.したがって学内教育における多くの授業時間数2)と臨床での経験を経ることが重要である.しかし臨床実習では限られた時間と限られた施設数から経験しうるのは部分的なものになっているのは諌めない.そこで本学院の臨床実習における物理療法の経験度を知るため,医学教育マニュアル3)を参照に自己評定表を作成し記入させた.
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