Japanese
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症例の検討と反省
CVA患者の症例の検討と反省―Functional OTの立場から
Case study of the CVA patient from the functional OT's point of view.
松葉 正子
1
,
関根 久子
1
Masako MATSUBA
1
1虎の門病院分院
pp.46-52
発行日 1973年1月1日
Published Date 1973/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1518100555
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はじめに
この症例は,73歳という高齢で,発症後3か月を経て当院に入院した左片まひで,入院時,関節痛,拘縮,浮腫があり,機能訓練を実施するには,これらの不利な点を持ち合わせていた.しかし反面,知覚障害はなく,血圧のコントロールも良好で,他に合併症もなく,独歩はすでに可能で,現職復帰の可能性も十分にあり,訓練に対する関心も強く,かつ協力的であった.したがってPT,OTともfunctionalな立場からtherapyを実施していけた症例である.
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