--------------------
眼窩深部の異物(空気銃弾)摘出術の1考案
佐藤 正夫
1
,
千葉 英樹
1
1東京大学医学部耳鼻咽喉科学教室
pp.41-43
発行日 1959年1月20日
Published Date 1959/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1492202168
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
眼窠内空気銃弾異物については数多くの報告があるが,その摘出方法については個々の症例において異物の所在位置が夫々異り,また解剖学的の個人差があるため,各報告者がいろいろ苦心を払つている。
著者らは眼案深部(所謂漏斗部)の骨壁に嵌入した空気銃弾異物の摘出にあたり,喉頭直達鏡(電池自蔵式),フイツシヤー式喉頭直達用鋭匙鉗子を利用し,好結果を得たので報告し御参考に供したいと思う。
A foreign body (air-rifle bullet) embedded deeply in the ocular fossa is successfully removed by use of child bronchoscope and bronchoscopic forceps.
Copyright © 1959, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.