Japanese
English
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腎結石の手術療法—統計的観察
SURGICAL TREATMENT FOR RENAL CALCULI:STATISTICAL OBSERVATION
堀内 誠三
1
,
富田 義男
1
,
北川 龍一
1
,
根岸 壮治
1
Seizo HORIUCHI
1
,
Yoshio TOMITA
1
,
Ryuichi KITAGAWA
1
,
Takeharu NEGISHI
1
1三井厚生病院皮膚泌尿器科
1Department of Dermato-Urology, Mitsui Kosei Hospital
pp.607-611
発行日 1966年6月1日
Published Date 1966/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1491204392
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I.はしがき
尿路結石は最近増加の傾向にあり2),これに伴つて腎結石患者も増加し,その治療は泌尿器科における重要な地位をしめる問頭である。特に腎結石の手術療法は腎摘除術より,保存的手術療法に変りつつあり,本邦に於いてもその重要性が強調されている3)〜11)14)15)。
保存的手術の盛になつてきた理由は,勿論化学療法の進歩によることが最も大切な因子の一つであるが,実際に手術例の多くは術後の腎機能の改善が著明であり,且つ手術の危険性も少ないことが明らかになつたためであろう。
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