Japanese
English
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同一腎に生じた結核および小腺腫の1例
COINCIDENCE OF RENAL TUBERCULOSIS AND SMALL ADENOMA: REPRT OF A CASE
土田 正義
1
,
渡辺 昌美
1
,
大越 高光
1
Seigi TSUCHIDA
1
,
Masami WATANBE
1
,
Takamitsu ÔsGOE
1
1東北大学医学部泌尿器科学教室
1Department of Urology, Tohoku University School of Medicine
pp.403-406
発行日 1965年4月1日
Published Date 1965/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1491204064
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I.緒 言
腎腫瘍のうち,臨床的に遭遇する機会が多く,また興味の対象となるのは,副腎腫をはじめとする悪性腫瘍であり,良性腫瘍が問題になることは極めて稀である。しかも腎臓の良性腫瘍は剖検に際して偶然に発見されることが多い。
私共は最近,摘出した結核腎の被膜下に小腺腫の合併していた症例を経験したので報告する。
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