Japanese
English
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過去5年間における小児泌尿器科疾患の統計的観察
STATISTICAL OBSERVATION OF INFANT UROLOGICAL PATIENT
菅原 博厚
1
,
土田 正義
1
,
大越 高光
1
,
黒坂 真
1
,
渡辺 昌美
1
,
木村 行雄
1
,
染野 敬
1
Hiroatsu SUGAWARA
1
,
Seigi TSUCHIDA
1
,
Takamitsu OGOE
1
,
Makoto KUROSAKA
1
,
Masarni WATANABE
1
,
Yukio KIMURA
1
,
Takashi SOMENO
1
1東北大学医学部泌尿器科学教室
1Department of Urology, School of Medicine, Tohoku University
pp.237-241
発行日 1965年3月1日
Published Date 1965/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1491204028
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I.緒 言
近年,小児科学の進歩とともに,小児の先天性異常に対する関心が高まつてきており,泌尿器科の分野においても,奇形を取扱う機会が多くなつている。他方,小児患者に対して泌尿器科的手術侵襲を加える場合にも,成人に比べて種々の合併症を起し易く,慎重な配慮が望まれる。そこで私どもも,日常接している泌尿器科小児疾患について理解を深めるために,昭和34年4月より昭和39年3月に至る満5年間に東北大学泌尿器科学教室を訪れた15歳以下の外来および入院患者について統計的観察を行なつた。
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