Japanese
English
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尿管瘤の5自験例並びに国内文献の統計的観察
URETEROCELE: REPORT OF FIVE CASES WITHS TATISTICAL OBSERVATION OF THE DISEASE
三浦 忠雄
1
,
加藤 正和
1
,
加藤 輝彦
1
,
鈴木 騏一
1
Tadao MIURA
1
,
Masakazu KATO
1
,
Teruhiko KATO
1
,
Kiichi SUZUKI
1
1東北大学医学部泌尿器科学教室
1Department of Urology, School of Medicine, Takoku University.
pp.251-254
発行日 1965年3月1日
Published Date 1965/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1491204032
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I.緒 言
尿管瘤は先天的に尿管下端が嚢状に拡張し,膀胱内に隆起する疾患であり,外面は膀胱粘膜で,内面は尿管粘膜で覆われている。近年泌尿器科学的検査の発達に伴い多数発見されるようになり,現在ではそれ程稀な疾患ではない。教室においても,すでに久保等1)が尿道外脱出を来した巨大尿管瘤の1例について報告しているが,この例を加えて5例を経験したので統計的観察を行い,併せて本邦症例と比較検討した。
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