Japanese
English
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Squasch methodによる尿路腫瘍の細胞診について
SQUASCH METHOD AS A DIAGNOSTIC PROCEDURE IN CANCER OF THE URINARY TRACT
水本 龍助
1
,
並河 広二
1
,
鹿田 八郎
1
Ryusuke MIZUMOTO
1
,
Koji NAMIKAWA
1
,
Hachiro SHIKADA
1
1日本大学医学部性病科教室
1Department of Venerology, Nihon University School of Medicine
pp.515-519
発行日 1961年6月1日
Published Date 1961/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1491203072
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I.緒言
尿路腫瘍の細胞診については,Papanicolaou法1)2)を始め幾つかの優れた方法があるが,操作に時間を要したり,器具が高価であつたりすることが難点の一つとされている。臨床検査として要求される条件としては,操作が簡単で然も費用が低廉であり,従つて頻回の検査が容易に行い得,かつ染色効果が他の方法に比して優れているような方法でなければならない。我々はこの点を改良すべく,squasch methodをとりあげ,Ehrlichtumor cell及び尿路腫瘍患者尿につき検討してみた。
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