Japanese
English
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Co60膣内照射に因る潰瘍性膀胱炎
CYSTITIS ULCEROSA CAUSED BY C060 INTRAVAGINAL IRRADIATION
河崎屋 三郎
1
,
木下 瞭
1
,
長谷川 真常
1
,
柳瀬 功一
1
Saburo KAWASAKIYA
1
,
Ryo KINOSHITA
1
,
Masatsune HASEGAWA
1
,
Koichi YANASE
1
1金沢大学医学部皮膚科泌尿器科教室
1Dept. of Urology, School of Medicine. Kanazawa University
pp.387-390
発行日 1960年4月1日
Published Date 1960/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1491202808
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I.緒言
泌尿器科領域における放射線障害として,従来よりレントゲン或いはラジウム照射による急性ないしは遅延性の膀胱炎,膀胱潰瘍,更には膀胱直腸瘻,膀胱膣瘻等が知られている。
これらの障害は,膀胱,子宮,直腸,前立腺に対する放射線療法に起因するものであるが,かかる放射線療法が最もしばしば要求されるのは子宮疾患に対してであり,従つて膀胱障害も子宮疾患の放射線療法後に頻発し,女性に多く見出される。
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