Japanese
English
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ケラトアカントーマ症例
KERATOACANTHOMA
小林 浩
1
,
宮脇 理
1
Hiroshi KOBAYASHI
1
,
Osamu MIYAWAKI
1
1神戸掖済会病院皮膚科泌尿器科
1Department of Dermato-Urology, The Ekisaikai Hospital of Kobe
pp.593-596
発行日 1959年6月1日
Published Date 1959/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1491202573
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まえがき
Keratoacanthomaは急速な増大の後,自然に消失する特異な腫瘍である。古くよりLassar(1893),Gougerot(1929)などにより簡単に記載されているが,一般の関心が高まつたのはMacCormac & Scarff(1936)がmolluscum sebaceumとして本症の10例を報告してからである。以後欧米においては相次いで報告が見られるが,本邦ではなお極めて報告例に乏しい様である。
我々は最近本症の典型的な1例を得たので報告する。
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