Japanese
English
特集 老人の皮膚泌尿器疾患
老人性疣贅とその類症
VERRUCA SENILIS
小堀 辰治
1
,
加藤 平太
1
Tatsuji KOBORI
1
,
Heita KATO
1
1東京逓信病院皮膚科
1Department of Dermatology, Tokyo Teishin Hospital
pp.1372-1378
発行日 1958年12月20日
Published Date 1958/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1491202434
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Neumannは1869年に皮膚の老人性変化として老人性疣贅Senile warzenを記載したが,それ以来今日まで1世紀の間,本症とKeratomasenile,或いはBlochのいうnicht nävoideMelanoepitheliomaとの異同,更にまたその性状,即ち良性表皮腫瘍とするか,或いは癌前駆症とするかについて多くの意見の相違がみられる。
著者等は少しく本症を文献的に整理すると共に本症に対する考え方をまとめて諸家の御批判に供いたい。
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