Japanese
English
--------------------
弾力線維性仮性黄色腫の組織化学的知見補遺
HISTOCHEMICAL FINDINGS IN PSEUDOXANTHOMA ELASTICUM
本間 真
1
Makoto Honma
1
1群馬大学医学部皮膚科泌尿器科教室
1Department of Dermatology and Urology, Medical Faculty of Gunma University
pp.441-444
発行日 1958年5月1日
Published Date 1958/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1491202248
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
弾力線維性仮性黄色腫の特異な組織学的変化は主として真皮中層の弾力線維に見られる一種の顆粒状変性,即ちDarierの所謂Elastorrhexis及びElastoclasisであつて,該病変部はhe-matoxylineosine染色でヘマトキシリン好性を示し,van Gieson染色で黄色調を採り,Kossa法で石灰沈着が証明されることは周知のことである。然しながらこのように変性した弾力線維の本態に関しては未だ不明の域を脱しない。私は種々の組織化学的方法をこれに応用してみた結果,未だ報告されない知見に接したので以下その要旨を記載したい。
Copyright © 1958, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.