Japanese
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皮膚科懇話会
皮膚の上皮性悪性腫瘍
Malignant Epithelial Tumors of the Skin
北村 包彦
1
,
小嶋 理一
2
,
小堀 辰治
3
,
鈴木 滋
4
,
谷奥 喜平
5
,
原田 儀一郎
6
,
安田 利顕
7
,
山碕 順
8
1東京大学
2三楽病院
3東京逓信病院
4大久保病院
5信州大学
6東京医科歯科大学
7関東逓信病院
8群馬大学
pp.399-412
発行日 1958年4月1日
Published Date 1958/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1491202239
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我国では皮膚上皮性悪性腫瘍の出現頻度は比較的低い。
SulzbergerとBaerとは1949年の年鑑中に都市居住者で50歳以上の年令のもののうち5%以上の割合で皮膚癌の存在が期待されるといつているが,Pardo-Castello (1956)の統計でも患者1074例中悪性腫瘍110例(10.2%)で,湿疹,真菌症についで,皮膚の悪性腫瘍は第3位の出現頻度を示している。
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