皮膚科懇話会
Endogenes Ekzemとatopic dermatitis
大森 清一
1
,
小堀 辰治
2
,
原田 儀一郎
3
,
北村 包彦
4
,
鈴木 滋
5
,
安田 利顕
6
,
小嶋 理一
7
,
土肥 淳一郎
8
,
山碕 順
9
1警察病院
2東京逓信病院
3医科歯科大
4東大
5大久保病院
6関東逓信病院
7三楽病院
8慈大
9群大
pp.637-646
発行日 1957年7月1日
Published Date 1957/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1491202012
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小嶋 Kortingの著書Zur Pathogenese desendogenen Ekzemsの抜をみると,vulgaresEkzem,seborrhoisches Ekzem 及び endoge-nes Ekzemの3つの型についてGottronが簡単に説明している。
元来湿疹は皮膚科外来患者の30%以上をも占める重要な疾患で,皮膚疾患中の代表的疾患であることは云うまでもない。その病理が難解であることは,それが多岐に亘ることと,動物実験に際し,動物皮膚が解剖学的に又機能的に人体皮膚と格段の差があることに因ると思われる。
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