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P．M．H．軟膏による糸状菌病治験
EFFECT OF P.M.H. OINTMENT ON DERMATOMYCOSIS
今井 利一
1
,
三橋 慎一
1
,
山崎 芳久
1
,
島崎 淳
1
,
鈴木 日出和
1
Toshikazu Imai
1
,
Shinichi Mituhashi
1
,
Yoshihisa Yamazaki
1
,
Jun Shimazaki
1
,
Hidekazu Imai
1
1千葉大学医学部皮膚泌尿器科教室
1Department of Dermat-Uro-logy, School of Medicine, Chiba University.
pp.817-819
発行日 1957年9月1日
Published Date 1957/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1491202052
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I．緒言
近年白癬治療剤として，各種の合成物質及び抗生物質が出現し，その基礎実験，臨床効果に関する報告は枚挙にいとまがない。
著者等は中山太陽堂化学研究所の合成品たる2-ヒドロキシン，2'-フェニールマーキュリヒドロキシ-3，5，6-3'，5'，6'-キヘキサクロロヂフェニールメタン（以下P．M．H．と略称す）を白癬に試み，その基礎的及び臨床的実験を施行したので，ここにその概要を報告する。
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