Japanese
English
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紅斑性天疱瘡の1例
A CASE OF PEMPHIGUS ERYTHEMATOSUS
安部 達義
1
,
道中 信也
1
Tatsuyoshi Abe
1
,
Nobuya Mitinaka
1
1広島大学医学部皮膚泌尿器科教室
1Department of Dermatology and Urology, Faculty of Medicine, Hiroshima Univ
pp.109-111
発行日 1957年2月1日
Published Date 1957/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1491201884
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緒言
Senear-Usher Syndromeなる名称で呼ばれる本疾患は1925年Francis Senear及びBameyUsherに依つて報告されたものであるが,今日では比較的慢性の良性多型性天疱瘡として一般に認められている。
Ormsby-Mitchell (1921)が最初に報告して以来その報告例数は少く,佐野・他(昭・29)によれば本邦において現在迄に6例,欧米文献よりの症例を含めても77例という稀な疾患である。
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