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原発性紅皮症後に生じた血管性多形皮膚萎縮症の1例
広川 勲
1
1新潟大学医学部皮膚泌尿器科教室
pp.789-791
発行日 1956年11月1日
Published Date 1956/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1491201805
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私は最近,強心・利尿剤として使用せられているネオフイリン(Theophyllin-Ethylendiamin)の静注によつて起つた薬疹を思わしめた症例に遭遇し,その経過と種々の検査成績を検討した結果から原発性紅皮症である事を認め,その後経過観察中に続発的に血管性多形皮膚萎縮症様の皮膚症状を呈した1例を経験したので報告する。
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