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PSP試験(Phenol-sulfon-phthalein test)の検討
溝口 周策
1
,
横関 猛
1
,
大矢 修二
1
,
北村 元仕
2
,
浅野 美惠子
2
,
佐藤 美代子
2
1日本専売公社東京病院皮膚泌尿器科
2日本専売公社東京病院化学検査室
pp.599-601
発行日 1956年9月1日
Published Date 1956/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1491201758
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Rowntree & Geraghty (1912)が発表したPSP(Phenol-sulfon-phthalein)試験は比較的簡単又短時間ですむため,総腎機能検査法として賞用されて居るが,主として肉眼的比色法が行われて居り,我々はその標準管の精度,他の発色物質の影響等に就き疑問をいだいて居た。他方最近光電比色法が普及するにつれPSP試験に応用されるようになり,我々も之を行いだしたので此機会に検討した2,3の事項を述べて見たい。
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