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レスタミンG軟膏の臨牀的効果に就いて
道中 信也
1
1広島大学医学部皮膚科泌尿器科教室
pp.137-142
発行日 1956年3月1日
Published Date 1956/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1491201640
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1933年Fourneau-Bovetによる抗ヒスタミン剤の研究に端を発して以来約20年を経た今日に於いてその普及はもはや欠くべからざる藥剤に数えられ注射,内服或は外用膏剤として用いられて居る。今回塩基性油性レスタミンをカーボワツクスに配剤したレスタミンG軟膏を興和化学から提供をうけたので湿疹及び膿痂疹等に使用した成績を報告する。
吾々の教室に於けるレスタミンG軟膏(以下R-G軟膏)の実験症例は総て外来患者に使用した。R-G軟膏の組成は次の如くである。
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