--------------------
膀胱部分剔除術の経験
伊藤 仁
1
,
倉田 喜一郎
1
1東京警察病院皮泌科
pp.387-389
発行日 1955年6月1日
Published Date 1955/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1491201448
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
緒言
膀胱腫瘍の外科的療法は近年急速に発展し,膀胱全剔除兼尿管結腸吻合術,骨盤腔臓器全剔除術まで行われる様になつたが,膀胱部分剔除術はその適応と考えられる症例が少ない為か,報告例も比較的少ない。吾々は最近27歳の男子の多発性膀胱乳嘴腫に対して本法を施し好結果を見たので,之に更に本法を施行した他の2症例を追加し,まとめて考察記載し諸先輩の御教示を拝ぎ度い。
Copyright © 1955, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.