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色素失調症の1例
渡邊 修作
1
1新潟大學醫學部皮膚科
pp.428-431
発行日 1953年7月1日
Published Date 1953/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1491201005
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Incontinentia pigmentiは稀な皮膚疾患に屬し,Bloch-Sulzbergerの1926年の報告以來内外文献を徴するに約60例の報告があるに過ぎない。本邦では1938年北村包彥教授が第1例を,1943年には横山教授が第2例を報ぜられ今日迄交献として發表されたものは9例を數えるに過ぎない。本邦では一般に横山教授の使用された色素失調症という課語が使用されている。最近この1例を經驗したので報告し,この發症機轉について若干の考察を行つた。
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