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内外文献抄録
東福寺
,
松井
,
東
,
宗
,
蔡
pp.569-573
発行日 1952年11月1日
Published Date 1952/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1491200841
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皮膚科
外國文献
レーノー氏病における交感神経切除牛のレーノー氏病に對して,交感神經節切除術の施行が良結果をもたらすことは,多くの症例にみとめられることであるが,時折再發を見る缺點があり,之に對してpreganglionicsectionが再發をさけ得る方法であるとの見解であるが,未だ兩者の優劣が比較檢討されたことがない。著者等は多くの症例にっいて,兩者の效果を比較しているが,それによると,兩者間に殆んど差違を認めず,唯後者が不快な副作用を有しないと云表う長所をもっと云う。そしてこの事實は,再發の主な2原因が,交感神經切除後に來た神經の變性に由來するものではないことを示唆する。(J. B. Kinmonth and G. J. Hadfie1d-Brt. M. J. 4773,June. 28, 1952)
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