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内外文献抄録
三浦
,
宗
pp.150-155
発行日 1952年3月1日
Published Date 1952/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1491200698
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皮膚科
外國文献
皮膚科領域におげる醋酸コルチソーンの經口投與療法
32例の皮膚科重症患者に,本劑を經口的に使用した結果,次の如き結論を得た。すなわち,1)本劑は殆んど危險なく,廣大な皮膚疾患に用い得ることができ,非常に效果がある。2)用量は大體1日100〜200mgである。3)效果は自覺的には24時間以内,他覺的には24〜48時間以内に認められる。4)副作用として,2例にmoonface,1例を色素異常沈着,2例に不眠と神經過敏症をみた。5)本劑中止後も自然治癒に任せてはならない。(M.B.Sulzberger et aI.:Arch.Dermat.&Syph.64:573,1951)
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