--------------------
内外文献抄録
三浦
,
松井
,
蔡
,
山川
,
宗
pp.305-311
発行日 1952年6月1日
Published Date 1952/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1491200747
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
皮膚科
外國文献
Ronioa Trartrateによるヂユーリング氏疱疹状皮膚炎の治療本劑はNiacinの誘導體で,末梢血管擴張劑である。O.S,Philpott等(J.Invest.DerTnat.18:87,1952)は本症の6例に使用,略々満足すべき結果を得た。用量は1日50〜100mgとして,3-12ヵ月つゞけ,特に忌むべき副作用はみられなかつた。症例によつては效果において,sulfapyridinに劣るものもみられたが副作用が少くて長期の使用に耐え,造血系の機能を低下せしめないという利點がある。
Copyright © 1952, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.