--------------------
頸動脈毬剔出に依る尋常性天疱瘡の1治驗例
壼井 敏男
1
,
吉田 三束
1
,
木下 公吾
1
1周桑病院外科
pp.379-380
発行日 1950年9月1日
Published Date 1950/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1491200399
- 有料閲覧
- 文献概要
緒言
天疱瘡Pemphigusは豫後の不良な疾患で,その治療は困難を極め,既に種々の療法が試みられているが,未だ確實なる治療法は無いものゝ玉樣である。
余等は最近,尋常性天疱瘡の一例を経驗し,是に頸動脈毬剔出術を行い治癒せしめ得た。余等の寡聞,未だ此の種文献に接し得ざるを以て茲に報告する次第である。
Copyright © 1950, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.