特集 心エコー 何をどこまで評価できるか?
Ⅲ. 心エコーを活かして構造的心疾患を診断・治療する
僧帽弁逸脱症の診断と重症度評価,僧帽弁形成術のための心エコー
大森 奈美
1
,
太田 光彦
1
1虎の門病院循環器センター内科
キーワード:
僧帽弁逸脱症
,
僧帽弁複合体
,
僧帽弁形成術
,
僧帽弁形成術後のSAM
,
左回旋枝干渉
Keyword:
僧帽弁逸脱症
,
僧帽弁複合体
,
僧帽弁形成術
,
僧帽弁形成術後のSAM
,
左回旋枝干渉
pp.281-289
発行日 2024年4月1日
Published Date 2024/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1438200794
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POINT
・僧帽弁逆流は僧帽弁複合体の異常により生じ,メカニズム評価にCarpentier分類が用いられる.
・僧帽弁形成術を検討するうえで,経食道心エコーによる3D surgeon's viewが重要となる.
・経食道心エコーでは形成術の可能性だけではなくSAMや左回旋枝干渉のリスク評価も行う.
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