特集 変革期を迎えた肺高血圧症—次世代の病態理解,診断,治療とは?
Ⅲ.肺高血圧症における最新トピックス
動物モデルを用いた肺高血圧症の病態解明と新規治療法開発
藤原 隆行
1,2
1東京大学医学部附属病院コンピュータ画像診断学/予防医学講座
2東京大学医学部附属病院循環器内科
キーワード:
疾患モデル動物
,
ラット
,
マウス
,
血管内皮成長因子
Keyword:
疾患モデル動物
,
ラット
,
マウス
,
血管内皮成長因子
pp.608-616
発行日 2023年10月1日
Published Date 2023/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1438200752
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POINT
●肺動脈性肺高血圧症モデル動物は複数存在し,重症度の面でモデル間での差異が大きい.
●動物モデルを用いて新規治療法開発が進められており,一部は実用に近づいている.
●病態解明のため生理的な動物モデルの確立や,新規の解析手法の応用が求められている.
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