特集 Clinical Scenarioによる急性心不全治療
Ⅷ.トピックス
慢性腎臓病を合併した急性心不全
田邉 淳
1
,
松井 勝臣
1
,
柴垣 有吾
2
1聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院腎臓・高血圧内科
2聖マリアンナ医科大学腎臓・高血圧内科
pp.162-166
発行日 2017年1月1日
Published Date 2017/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1438200024
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Point
・急性心不全患者の慢性腎臓病(chronic kidney disease;CKD)の有病率は高い.
・CKD患者は心血管障害(cardiovascular disease;CVD)の高リスク患者群であり,急性冠症候群(acute coronary syndrome;ACS)の頻度も高い.
・CKD合併急性心不全においては,腎機能を維持するために血管拡張薬や利尿薬の使用を行う必要がある.
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