特集 気管支拡張症—温故知新 注目され始めた一大カテゴリー
Ⅱ.気管支拡張症の病態とその解明に向けて
気管支拡張症の臨床像と病態—重症度,増悪とそのメカニズム,バイオマーカーの可能性
朝倉 崇徳
1,2
1北里大学薬学部臨床医学(生体制御学)
2北里大学北里研究所病院呼吸器内科
キーワード:
増悪
,
vicious cycle
,
重症度評価
,
好中球エラスターゼ
Keyword:
増悪
,
vicious cycle
,
重症度評価
,
好中球エラスターゼ
pp.207-214
発行日 2024年5月1日
Published Date 2024/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1437200729
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
POINT
●気管支拡張症の重症度にはBSI,FACED score,BACIが報告されている.
●気管支拡張症の増悪を繰り返す患者は予後不良である.
●患者検体を用いることで,特に好中球を中心とした病態解明が進んでいる.
Copyright © 2024, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.