特集 エキスパートに学ぶ—肺癌診療 悩ましいシチュエーションへの解決策
Ⅲ.病状説明
二次治療以降(標準治療終了後)での病状説明
津端 由佳里
1
1島根大学医学部内科学講座呼吸器・臨床腫瘍学
キーワード:
二次治療以降
,
意思決定支援
,
best supportive care
,
アドバンス・ケア・プランニング
,
がんゲノムプロファイリング検査
Keyword:
二次治療以降
,
意思決定支援
,
best supportive care
,
アドバンス・ケア・プランニング
,
がんゲノムプロファイリング検査
pp.128-133
発行日 2023年2月1日
Published Date 2023/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1437200625
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POINT
●著効を期待して受けた治療が無効になったという気持ちの落ち込みに最大限配慮する.
●前治療の選択理由や治療経過を振り返り,抗がん薬はいつか無効となることを確認する.
●患者の自由な意思決定を尊重しつつ,その治療を患者が選択しやすいようナッジする.
●best supportive care(BSC)は,診断から早期の病状が安定しているときに話題にする.
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