特集 若手医師のための呼吸器診療スキルアップ—苦手意識を克服しよう
Ⅲ.治療
薬物治療—ステロイドを中心に
富貴原 淳
1
,
近藤 康博
1
1公立陶生病院呼吸器・アレルギー疾患内科
pp.266-273
発行日 2017年5月1日
Published Date 2017/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1437200034
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Point
・喘息発作やCOPDの増悪に対しては,ステロイドを積極的に用いるべきである.
・肺炎や間質性肺炎の急性増悪,ARDSに対するステロイドの有効性に関するエビデンスは不十分である.
・ステロイド使用に際しては有害事象対策を十分に行い,過剰な量・期間の使用を極力控えるべきである.
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