特集 呼吸器画像診断—エキスパートの視点
Ⅲ.間質性肺疾患,またはびまん性肺疾患
薬剤性肺障害の画像所見の特徴は?
上甲 剛
1
1公立学校共済組合近畿中央病院放射線診断科
pp.94-98
発行日 2017年2月1日
Published Date 2017/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1437200011
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Point
・薬剤性肺障害のCTによる画像パターンは7型に分類される.
・背景にusual interstitial pneumonia(UIP)やNSIPなどの慢性間質性肺炎を有するほど,薬剤性肺障害は発生頻度が上がり,かつ重篤となる.
・薬剤性肺障害は癒着などにより呼吸性移動が低下した領域には生じず,動きの良いほうに発生する.
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