報告記
ブラジルの学会に参加して—(2001年11月)
上川 秀士
1
1東京女子医科大学脳神経センター脳神経外科
pp.793-794
発行日 2002年7月10日
Published Date 2002/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1436902247
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2001年11月12日〜24日,日本の裏側の国ブラジルを訪問した.ブラジルの学会参加と脳室ファイバースコープを用いた神経内視鏡手術の普及のためといってもよいだろうか?
1年前,2人のブラジルの脳神経外科医が,別のルートから時を同じくして神経内視鏡の研修目的に東京女子医大に来ていた.そのうちの1人がSanta Cruz HospitalのDr.Koshiro(西国幸四郎先生)で,彼らが,ブラジルの学会を通じて招待してくれたのだ.西国先生は小児脳神経外科を専門にしており,神経内視鏡手術もかなり経験のある人だ.内視鏡には硬性鏡を用いている.2000年の福岡で行われた総会の時に福岡ドームでの神経内視鏡手術のピクチャーテルによるライブサージェリーを見て,日本の脳室ファイバースコープを用いた手術の技術の高さに驚き,それをブラジルに広めたいと思ったという.
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