報告記
第16回日本脳神経外科全国野球大会観戦記—1回・準決勝戦:2001年8月11〜12日(球場:東京ドーム球場)決勝戦:2001年10月20日(球場:倉敷市マスカット球場)
太田 富雄
1
1富永脳神経外科病院
pp.791
発行日 2002年7月10日
Published Date 2002/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1436902246
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2001年,巨人とヤクルトの間でセントラルリーグ野球選手権の天王山の3連戦が戦われた東京ドーム球場で,第16回日本脳神経外科全国野球大会が開催された.前夜祭での組合せ抽選会で第1試合は,前年度優勝校,秋田大と,ここ数年で頭角を現わしてきた名古屋大が対戦することとなった.2001年8月11日,午前8時に,第60回日本脳神経外科学会会長,岡山大 大本堯史教授の開会ご挨拶と,秋田大 溝井和夫教授による選手宣誓で第1回戦が始まった.戦前の予想は秋田の楽勝かと思われたが,名古屋のメンバーは若々しく,3回には名投手の名をほしいままにしていた秋田の鈴木投手を攻略し,5:2で名古屋が快勝した.
第2試合は,山口大と中村記念病院との対戦である.山口大は,激戦区の中四国地区を勝ち抜いての初出場である.先行の山口は1回4点,2回3点と怒涛の攻めをみせた.これに対し,席を暖めていた中村院長(現理事長)は,熱烈なチアガールの応援を受けレフトオーバーの3塁打を放ち,一気に4点を返した.その後1点差まで迫ったが,結果的に山口が10:6で勝ち進んだ.
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