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特集 定位・機能神経外科の基礎と臨床
Ⅳ 定位・機能神経外科手術の合併症とその対策
▼コラム
日本定位・機能神経外科学会症例登録の概要
Outline of Case Registration in Japan Society for Stereotactic and Functional Neurosurgery
深谷 親
1,2
Chikashi FUKAYA
1,2
1日本大学医学部脳神経外科
2一般社団法人日本定位・機能神経外科学会
1Department of Neurological Surgery, Nihon University School of Medicine
2Japan Society for Stereotactic and Functional Neurosurgery
pp.882-887
発行日 2021年7月10日
Published Date 2021/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1436204466
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症例登録の目的と経緯
日本定位・機能神経外科学会における症例登録は2004年に開始された.当初の目的は,症例登録数を基に適切に手術が施行されている施設を認定し,そこでの手術経験を基に技術認定を行うというものであった.その目的はほぼ達成され,安定したシステムが構築された.例年30〜40施設が認定を受け,これまでに239人の技術認定医が誕生している.
症例登録の内容は,いくつかの変遷を経て,2014年に現在のフォーマットとなった.2014年以降の6年間を集計し,俯瞰した結果を2021年1月に開催された第60回日本定位・機能神経外科学会で報告したので,その概要をここで紹介したい.
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