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編集後記
飯原 弘二
pp.718
発行日 2016年8月10日
Published Date 2016/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1436203362
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夏至も過ぎ,酷暑の日々が到来しました.熱中症の患者の搬送が日々報じられ,熊本地震の被災者の皆さまのご健康をお祈りしております.
本号の「扉」では,岩手医科大学教授の小笠原邦昭先生が,「Adverse event-based research」という造語を披露された上で,昨今の本邦のアカデミック・アクティビティが低下していることを打開する1つのアイデアとして,提唱しておられます.常々,症例報告が大事であることを主張されておられる先生ならではのお考えで,まったく同感です.1人でも多くの若手の先生が,この「扉」から脳神経外科医のアカデミック・スピリットを感じ,リサーチマインドを醸成していただければと思います.
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