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連載 続・英語のツボ
(4)ネット/Eメール上でよりよく論文を書くcommunicationの改善テクニック
Improving communication skills for successful paper writing based on Internet/Email
大坪 宏
Hiroshi Otsubo
pp.609-616
発行日 2009年6月10日
Published Date 2009/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1436100963
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はじめに
インターネットとEメールがこれほど全世界に普及して,医学の世界でも日常的に使われている時代,論文の書き方は,すべてPCとネット上で行われているといっても過言ではないでしょう.筆者はPCで論文を書き,Eメールでsupervisorやcoauthorたちと推敲して,ネット上で論文を提出する.雑誌の編集者からの返事もEメールで届き,ウェブ上に掲示される.ネット上だけで公開される雑誌もあれば,印刷に時間がかかるためにオンラインで先行公開され,abstractまでネット上で見られるものもある.まさに,ネット上で論文が作成されるようになっているのが現実です.
印刷した原稿に赤ペン(私は青ペンを使っていました,赤は注意をひきつけますが,目に痛く,青は目に優しいというのが理由)で書き込み,マーカーで色を付けたり,ステッカーを貼って推敲していたのは,それほど遠くない昔でしたが,現在は紙の節約のためと,推敲回数の多さから,最終稿直前になってしか印刷は行いません.
今回は,このインターネットとEメールで行う論文の書き方の秘訣,これだけはやってほしい,これだけはやってはいけないこと,論文執筆のテクニックを向上させてcommunicationを上手に取るためのコツを書いてみたいと思います.
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